2015年9月2日に創業した株式会社カンブライトは、2016年5月に京都の高倉通錦上がったところに商品開発ラボと物販を併設した「カンナチュール京都店」をオープンして3年半運営してきました。

そして2019年11月22日にカンブライトの第2章として「カンナチュール京都店」を閉鎖し、寺町商店街の中に新たにプレミアム缶詰専門店として「ひとかん京都本店」をオープンさせていただくことになりました。

カンナチュール京都店

※2019年10月末でクローズとなっております。

通常万や千という大量ロットでないと商品化ができなかった缶詰を、100個から商品化して販売することができるラボを併設したカンナチュール京都店は、入り口に缶詰がずらりと並び、奥に入るとラボがありますが、全て合わせて15坪という非常に小さいお店でした。

入り口のサイン

鉄格子に棚を並べるという斬新なアイデアでたくさんの缶詰が並べられることができます。しかし、創業してまもないカンブライトにはこれを埋めるだけ商品はなく、仕入れて販売する小売店での営業となってしまっていました。

店の奥には打ち合わせスペースがあり、ここで全国の生産者さんや食品加工をされている方々のご依頼で商品開発する事業がスタートしました。

打ち合わせスペースの窓越しにあるのが自称「世界一小さな缶詰工場」として作ったカンブライトラボです。たった4坪程度の広さに所狭しと缶詰製造に必要な機械が並んでいます。

カンブライトの商品開発や製造は全て手作り手詰めです。だからこそ100個という極小ロットでも商品化ができるのですが、予想していた以上に缶詰を作りたいという方が全国にいらっしゃり、年間50案件を対応するほと開発が忙しくなってきました。

そんなこともあり、入り口の小売スペースには荷物が積み上がり、クローズ状態で開発した商品を自分たちで販売することができていませんでした。

そこで、ラボと小売店をそれぞれ拡張するための移転を決意し、ラボは大阪に、そして寺町商店街にプレミアム缶詰専門店をオープンする流れとなりました。

ひとかん京都本店

こちらが2019年11月22日にオープンとなる「ひとかん京都本店」となります。

これまでの缶詰の常識を変え、日本の食の価値をあげるためのカンブライト直営となる旗艦店です。

アップルストアのようにお客様にワクワクしていただける缶詰店を作ろう!という想いから設計がはじまり、とても高級感のあるいい雰囲気のお店が完成しました。

試食コーナーももうけて、たくさんの方に当社が開発した商品と、その中に詰まっている生産者や地域のストーリーを感じていただけるよう取り組んでいきたいと思います。