缶詰や瓶詰、レトルトパウチなど様々な商品開発をご依頼いただきますが、パッケージデザインも弊社にご依頼いただくことが多いです。

中には「デザインを良くして売れるようにしたいんです」とおしゃる方もいますが、「良い」デザインがどういうことかが分からない人が多くいます。今回は「良い」デザインとはなんなのか?を考えてみましょう。

「良い」パッケージデザインの基準

まず言えることは、デザインが「良い」という基準が

  • カッコいい
  • オシャレ
  • 可愛い

といった、見た目の良さだけで考える場合は間違いです。

デザイナーもよく言っているのが「見た目をカッコいいとか、オシャレとか可愛くすることはいくらでもできますが、だから売れるということは絶対にありません。」ということ。

同じく

  • 見た目が良いホームページを作れば業績が上がる。
  • 見た目が良いECサイトがあれば商品が売れる。

という考えも間違えです。

綺麗なパッケージデザインは簡単に作れる

今は綺麗なデザインができる人の数はとても増えていて、インターネットをうまく活用する方法を学べば、安く簡単にパッケージデザインを作ってもらうことが可能です。

おそらく昔なら20万、100万もかかっていたようなパッケージデザインも、「綺麗」だけを基準にすれば、ほぼ同等レベルのものが2万、10万と10分の1の価格で、しかもデザイナーに会うこともなく作れてしまうんです。

それにより、見た目がいい商品やデザインは山のようにあり、そこだけで差別化をするのは無理だと考えた方がいいでしょう。

パッケージデザインの役割とは?

私が考えるパッケージデザインの役割は、その商品を買っていただきたいお客様に対する「ラブレター」のようなものだと思っています。

今の時代に紙にラブレターを書く人はほとんどいないかもしれませんね(笑)LINEなどSNSで告白するのでも構いません。

ラブレターを書くには誰に何を伝えたいか?がないと書けません。

  • 想いを伝えたい人は「誰」か?
  • その人に何を伝えたいか?
  • その人にどう思われたいか?
  • その人にどうして欲しいのか?

これらが明確になっていて、それを正しく相手に伝えられ、結果としていい返事をしてもらえたなら、それは「良い」ラブレターと言えるでしょう。

パッケージデザインも同じく、

  • その商品を買って欲しいのは「誰」か?
  • その人に商品の何を伝えたいか?
  • その人に商品をどう思われたいか?
  • その人に商品をどうして欲しいか?

が明確になっていて、それをその人にきちんと伝えることができて、結果として買っていただけるのであれば「良い」デザインだと言えるでしょう。

なので、どれだけかっこよかったり、オシャレだったり、可愛いデザインの商品だとしても、それをその商品を買って欲しいお客様に伝わることがなければいいデザインではないということになります。

まとめ

「見た目がいい」デザインにするだけで商品が売れることはありませんが、

「伝えたい相手に正しく伝わり行動してもらえる」デザインにしないと商品は売れない

ということです。もはや、綺麗さを「基準」にすれば良いデザインであることは最低条件だというを理解することが大事です。
きちんと伝えたい人に伝えられるデザインを作る方法も考えていきたいと思います。