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井上社長

2020年スタート

新年あけましておめでとうございます。
カンブライト代表の井上です。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年11月22日にオープンした「ひとかん京都本店」は1月1日だけお休みさせていただき、2日から営業しておりますが、会社としては本日が2020年のスタートとなります。これまでのことを少し振り返って、2020年どうしていくのか?を改めて整理しておこうと思います。

2015年9月2日に株式会社カンブライトを設立して5期目に入っています。設立した当初は缶詰の作り方も分からず、東洋食品工業短期大学(別名「缶詰大学」)の社会人育成コースに参加して食品製造の基礎を学び事業がスタートしました。

最初は缶詰メーカーとなるべく、協力いただける生産者さんを全国探して訪問していました。そして料理研究家の方にレシピ開発をお願いして、提携先の缶詰工場を探して商品を作りました。

それと同時に缶詰ラボと小売店が併設した店舗「カンナチュール京都高倉錦店」の立ち上げを進めて、製造した缶詰をそこでどんどん売っていく計画でした。しかし結果は大失敗。フライパンで少量作れば美味しくできていた缶詰が、大量生産になった途端にクオリティーが一気に下がってしまって、とても自信を持ってお客様にご提案できるものにはなりませんでした。

でも、お店はできてしまって、アルバイトのスタッフも雇ってしまっていたので、なんとか売上を作ろうと焦り、無添加や有機のものなどを中心に自然食品を仕入れて販売する食品小売店になってしまいました。当然、こんな付け焼き刃で始めたお店がうまくいくはずもなく、キャッシュがどんどんなくなって行き、初心に戻るべく、アルバイト・スタッフに全員辞めてもらい、小売店もCLOSEにしました。

ここで、オープンしてから全く稼働させられていなかった缶詰ラボを使って、缶詰の商品開発(受託開発)屋さんとなり、数多くの受託案件の対応を進めていきました。ここで私が一番得意とする開発にテーマを絞って事業構想を膨らませていきました。

そして今はまた当初やろうとしていた缶詰メーカー(共創開発)となり、商品の企画・開発・製造・販売までを一気通貫して行うことができる会社になってきました。その中でも販売についてはエイチアンドダブリュー社との事業連携により、1番の強みである開発・製造により集中できるようになったのも大きいと思います。

今思うと本当に何も分かっていないので、失敗に失敗の連続で本当によくここまでやってこれたと思うほどです。4年半前の自分に今の自分がコンサルできたらどれだけいいか!と思っちゃいますが、それだけこの4年半で大きく成長できたということなのかもしれません。

缶詰メーカー
 ↓
食品小売店
 ↓
商品開発(受託開発
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缶詰メーカー(共創開発)

と事業を進めてきて、2020年からカンブライトの事業はどうなるのか?缶詰メーカーの側面はありますが、注力していくのはスマート缶詰工場メーカーです。どういうことかというと、缶詰を製造して販売するというところから、缶詰工場を商品として販売して、その工場で製造する缶詰の商品も開発していきます。スマートとあるように、IoTやロボットなどを入れた工場にしていきます。

提供する運用システムのクラウドサービスで全ての工場が繋がり、生産性、品質、安全性などを総合的に評価して、工場の運用力を高めていくシステムになります。

缶詰メーカー
 ↓
食品小売店
 ↓
商品開発(受託開発
 ↓
缶詰メーカー(共創開発)
 ↓
スマート缶詰工場メーカー(2020年はここ!)

ということで、今年は動画セミナーなども使い、効率化しながらも高付加価値な商品をエイチアンドダブリューと開発していき、スマート食品工場の企画・開発と、その運用を支えるクラウドサービスのシステム開発、に注力したいと思います。

唯一の直営店である「ひとかん京都本店」も軌道に乗せるために改善を進めていきます。

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