弊社は製造委託(OEM)工場ではないので商品開発の試作をすることが多いラボですが、商品化できて市場の反応を得るために数回は販売用の製造委託を受けております。

この日は昨年に商品化をし、人気急上昇中のハーブへしこのアヒージョの製造をおこなっております。

へしことは

へしことは、サバを塩づけにしてから、さらにぬか漬けにしたものです。若狭地方や丹後半島の伝統料理で、越冬の保存食として昔から重宝されていた郷土料理です。ぬかを軽く落とし火であぶるとお酒のあてに最高ですし、お茶漬けにすると旨味がひろがり贅沢な一品になります。

千代乃家さんによるハーブへしこ

へしこは、保存性を高めるためにかなりの塩で漬け込み発酵させます。なので、そのままでは味が濃く独特の風味があり若い方には少し敬遠される場合もあります。京丹後で仕出しをされている千代乃家さんは、たくさんの方に味わっていただけるよう浅漬けにし、ハーブを入れることで風味を入れて新たに「ハーブへしこ」というものを商品化して販売されております。昔ながらのへしこが好きな方には少し物足りないかもしれませんが、若い方でも美味しく食べていただける新ジャンルのもので本当に美味しいです。

ハーブへしこ缶詰の挑戦

ただ、浅漬けにすると保存性が弱くなるので賞味期限がとても短く、缶詰にすることで長期保存ができるようにならないか?というご相談があり、昨年に試作をスタートしました。3度、4度と試作を繰り返していくうちにどんどん美味しい缶詰になり、「青春アヒージョ」というハーブへしこ缶詰が誕生しました。パッケージもオシャレに出来上がり、千代乃家さんのネーミングセンスも素晴らしく、かなり売れ行きが良くなってきています。

「青春アヒージョ」缶詰はこちらでご購入いただけます。※人気のため売り切れ中の場合がございます

量産化への検討

現状は千代乃家さんがご自身で漬け込みの仕込みをされており、それを送っていただいて缶詰にしています。
小ロットで200個から缶詰が製品化できるからこそ誕生した商品だと思います。カンナチュールの実店舗でも売れ行きがよく、卸先でも1箇所の売り場で月に200個以上は売れている状況になってきており、これは提携先の工場で量産化をして勝負をかけられる結果が出ました。仕込みの方法や缶詰工場との連携、今後の製造コントロールも弊社で対応させていただきたいと思います。