宮崎県農業振興公社さまが開催されている
「みやざき6次産業化チャレンジ塾」
の講師をさせていただきました。

6次産業化に取組む意欲ある農林漁業者と、
それを支援していくプロデューサーの育成を目指す!

という目的で、6次産業化に必要となる様々なことを学ぶためプロの講師陣による10日間のプログラムになっています。

詳細はこちらをご覧ください。

参加費用は5,000円ととてもお得です。
皆さまお忙しい中、時間を確保するのが一番大変そうですが、6次産業化を目指すのであれば参加する価値のあるものだと思います。

すばらしい講師陣の1人としてお声がけいただいたので2日間全力で対応させていただきました。


研修プログラム

1日目午前:座学(10:00 〜 12:00)

  • 自己紹介、事業紹介
  • 加工食品とは
  • 食品が腐る原理と加工技術の特性について
  • 賞味期限の決め方
  • 食品表示について
  • 缶詰等加工品製造の工程及び注意点について
  • 商品開発の手法・理論及び商品ブラッシュアップ手法について
  • 1日目午後:事例紹介・グループワーク(13:00 〜 17:00)

  • 先進事例紹介
  • 商品コンセプト作りグループワーク
  • 2日目の缶詰製造体験の試作検討グループワーク
  • 2日目午前:製造体験

  • 缶詰製造体験
  • 2日目午後:商品化グループワーク

  • 製造缶詰の試食会
  • パッケージデザイン作りグループワーク
  • 価格設定について

  • この2日間の研修はカンブライトでの商品開発プロデュースの内容を凝縮したものになっています。

    1日目の午前中で食品加工に関する基礎となることを学んでいただき、午後からは当社プロデュース商品の試食をしていただたあと、商品コンセプトの作り方を学ぶグループワークをしていただきました。

    商品コンセプトを考えたことがない方がほとんどでしたが、皆さん真剣になって考えていただいています。

    終了後に「商品コンセプトが大事というのは聞いていたが、実際にどう作ればいいかが分からなかったのでとても勉強になりました!」と参加者からも嬉しいお声をいただきました。

    そして、2日目は宮崎県 食品開発センターにて缶詰製造体験です。

    このセンターは、食品開発に必要なものが全て揃っています。特に様々な加工品の試作が出来る加工施設と、実際に販売できる製造ができる製造施設を格安で利用することができます。京都にこのような施設があればと思うほど素晴らしいものです。まだ利用が多くないとのことで、もったいないですね。

    缶詰製造体験の話に戻りますが、試作の進め方にもノウハウがあります。

    いかに少ない回数で、多くの検討が出来るか!これを事前に計画していくことがとても大事です。当社では1回で20パターン程度の試作をすることも少なくありません。

    このパターン出しにノウハウがあります。ここはソフトウェア開発の時の論理的思考が役立っていますし、人の脳の働きも考えて効果的な進め方になるようにしています。私はこれを左脳レシピ開発とよんでいますが、料理人のような味付けのプロでないならこの方法は有効だと思います。

    こちらのチームはお肉を使った缶詰試作です。牛スジや鶏肉など肉の種類を変えたりもしています。

    そして参加者の中スッポンの養殖をされている方がいらっしゃり持参されました。我々も初スッポン缶詰の試作で楽しみにしていましたが、良いダシが出ていてとても美味しかったです。


    こちらのチームは魚を使った缶詰試作です。タラやサワラを使って試作しています。味だけでなく開けた時の見た目も大事なのでカットの方法や詰め方も意識していただけるようにしました。キノコやマコモダケなど持参されたものも試しに入れてもらいました。

    チームに分かれて製造体験をしていただいていますが、チームによって全然進め方が違います。みていると面白いですね。

    最後に缶の蓋を閉じて密封する巻き締めをしていただき午前の製造体験は終了です。

    午後は、午前中に製造体験した缶詰を試食して、今回の試作として何が分かったか?次に試作するならどうするか?などの議論をしていただきました。

    そして商品コンセプトを元にしたパッケージデザイン案を作ってもらい、4チームそれぞれでプレゼン大会!
    投票してもらったのですが、なんと3チームが同票で1位、もう一つのチームにも票が入り各チームでそれぞれ個性的なコンセプトが作れたのはよかったと思います。